相手の話しを聞いて、「私も!」って言いたい時によく使う Me too! でも本当はそれしか知らないから、それだけを使い回していませんでしたか。
本当は、微妙に相手の言っている事と違うけれども me too!で誤摩化していた事ありませんでしたか。
本当は、相手の気持ちは想像出来るけれでも、実際に経験した事無いからなあと思っていながら me too!と言っていた事ありませんでしたか。
本当は、「なるほどね」程度の同意ですませておきたいけれでも、それ以外の言い方を知らなくてme too でやりすごしていた事はありませんでしたか。
そんなme too ばかりの相槌から卒業するために、簡単なのに意外に知らなかった2語程度のショートフレーズを覚えます。
これを覚えれば、会話がスムーズに進みます。
この記事の目次
「私も!」の Me too. と Me neither.
私も!と相手の言った事と同じ気持ちや考えを持っていた時に使いたいショートフレーズのひとつ。相手の話しは、極力話しを遮りたくないですよね。
1. Me, too
私も!
2. Me, neither!
私も!
どちらも「私も!」の意味になりますが、でも使い方が違います。
A: I like natto
B: Me, too!
相手が普通の文章の時は Me, too. になります。
A: I don’t like natto.
B: Me, neither!
don’t などの否定の言葉がある時には、Me neither. です。
同じ様な言い方で、too とeither を使って「私も!」と言う言い方もあるので確認しておきましょう。Me too や Me neither ばかりを使っていると感じた時に、会話に変化をつける為に覚えておくと便利ですよ。
A: I like natto.
B: I like it, too.
相手が普通の肯定文なので、応える時には tooを使います。
A: I don’t like natto.
B: I don’t like it, either.
否定文の時だけ 新たに either が使われるのでその部分だけ使う時に注意が必要です。
I hear you で「確かにね」とちょっと理解
「確かに、言いたい事が分かるけど。」とちょっと意見が違う場合は?話しを聞いていると、必ずしも全て同意出来ない場合があります。でも、相手が言っている気持ちも分からないでも無い場合に、I hear you. がばっちりです。
3. I hear you.
たしかに、そうだね。
相手の気持ちや言い分は確かにわかるけれでも、でも受け入れてはいない場合に使える相槌のショートフレーズです。自分とは意見は違うけれども、相手の気持ちも理解を示している場合に使えます。
I feel you で大変だったねと共感したい時に
4. I feel you.
その気持ちは私もわかるよ
相手が困っていたり、ガッカリしている時に共感するならこのショートフレーズです。相手と同じ様な経験をしたときに使いたい表現です。
5. I know what you mean.
そうだよね。(直訳:あなたの言っている事は私も知っています。)
この例文も、相手と同じ経験をした事がある時に使える便利なショートフレーズです。
I6. can imagine.
そうだよね。
同じ経験はないけれども、「どんな状況かは想像出来るよ。」と相手の状況を想像出来ると共感したい時に使えます。
I know!は「知っているよ」じゃない
I know をそのまま訳すと「知っています」の意味意味になって、以前からその情報を持っていた事を相手に伝える事ができます。このままの意味での使われています。
でもネイティブが I know. を使う時にはもう1つ別の意味で使っています。イントネーションも語尾が上がって言っている時は別の意味です。
7. I know!
そうそう!
相手に強く同意したり、「そうなんだよ!」と同じ気持ちをしっかりと伝えたい場合に使えます。
You know? は意味がいくつかある
8. you know?
これは、いくつかの意味を持っている表現です。文字通り訳すと、「(あなたは)知っているでしょ?」となりますが、会話では特別な使い方をされています。
会話を始める時の You knowは 「あのさあ」
You know, I met that girl the other day.
あのさあ、この前話したあの彼女の会ったんだ。
文章の始めに置くYou know は、会話を始めたい時によく使われます。しかも、話題は相手も既にしっている内容の事に使います。
この場合だと、聞き手は話しに出ている女性の事を既に知っています。
会話の途中に使うYou know は「ほら、あのさあ」
A: How was the date?
デートはどうだった?
B: It was great. We saw a movie first, and we went to…, you know, oh and we went to karaoke.
すごく良かったよ。先ず映画を見て、そのあと、えーと、そうカラオケに行ったよ。
会話の途中に使われる You knowは、言いたい事が出てこない時に「えーと」や「あのさあ」の意味で使われます。
言葉に詰まったり、何かの名前を忘れてしまったりした時に使えます。ただ、あまり使い過ぎるのは避けましょう。
会話の最後に使うYou know は、「分かるでしょ!?」
I have been busy these days, you know.
私は最近忙しいじゃん?
文章の最後に使う You know は、相手に同意や共感して欲しい時に使います。日本語だと「分かるでしょう?」とか、「〜じゃん」の感じです。
I see で「なるほど、分かった」相手の説明が分かった時に
9. I see.
なるほど。
I see what you mean, 相手の事が理解出来た時に使えます。ただ、必ずしも賛成はしていない場合も含まれます。
10. I understand.
分かりました。
I see も I understand も、知らなかった事に気付いた時に使います。
一方、Know は既に知っている状態を意味しているので、「説明してもらわなくても知っています。」と聞こえてしまいます。
先生が分かりましたかと確認をする際に、間違えて「I know」と答えてしまうと、先生の説明を聞かなくてもそんな事は知っていましたの意味になってしまい、ちょっと失礼なので気をつけて下さい。
11. I got it.
分かった。
カジュアルな表現で、I understand や I see と同じ様に使えます。
12. I got you.
オッケー!
「分かった」のさらにもう少しカジュアルな表現です。友達との会話で使われます。
You tell me は「知ってるなら、教えてよ」状況を理解出来ていない場合に
13. You tell me.
こっちが聞きたいくらいだよ。
「あなたが私に教えてよ」の意味で、私は何も知りませんになります。普通の会話だったら I have no ideas. などが一般的です。You tell me は少しイライラした感情が含まれた表現です。「私は分からない、知らない。」そこから転じて、「あなたは知ってるんでしょ。」の意味にもつかわれます。
I bet と You bet
14. I bet.
そうだと思うよ。
近いカジュアルな表現です。「〜に違いない」とか「〜と思う」の意味でI think so に近い意味で使われます。
英語だと、
to think something is true, something will happen
何かが本当だと思う時や、何かが起こりそうだと思う時に使います。
15. You bet.
もちろん!
別の英語にするなら、Sure や Certainly が近いです。
You bet は Thank you の返事になる
You bet は、いくつか意味があります。ひとつめは、you’re welcome のカジュアルな表現です。Thank you の返事にYou bet と返せば、「もちろん(当たり前だよ)!」のような感じです。
A: Thank you for your help!
手伝ってくれてありがとう。
B: You bet.
もちろん(どういたしまして)
You bet はYes の返事なる
You bet が Sure に代えられるのは初めに書きました。誰かが質問した時に、You bet と答えれば「もちろんだよ!」とYes の答えとしても使えます。
A: Are you coming to my party this Friday?
金曜日のパーティーには来れるの?
B: You bet!
もちろん(行くよ)!
表現の幅を広げて、会話上手を目指そう!
ネイティブに、日本人の英語はよくフォーマル過ぎると批判される事があります。確かに、私達は教科書から英語を学ぶ機会が多かったので仕方がありませんでした。
でも、カジュアルな会話で覚えて職場等で大失敗をしてしまうよりも、フォーマルな表現から覚えた方が失敗は少ないと思っています。多くの日本人が仕事で英語を使う事を目的に英語を習っているからです。
英語を話す友人が出来たら、彼らから日常使えるカジュアルな表現も覚えていけば問題ありません。先ずは、基本的に表現を覚えて、その次に表現の幅を広げて欲しいです。
英語に限らず、基本を大切にする!
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